Q&A

受診について

初めて受診したいのですが、どうしたらいいでしょうか?
当院は、予約制ではございませんので、直接ご来院ください。ご不明な点は、お電話(TEL:092-542-0066)でお問い合わせください。
診療の予約はできますか?
予約は行っておりません。受付された患者様から順番に診療を行っております。患者さまの症状によって、順番が前後することもございますので、あらかじめご了承ください。
初めて受診する際は、何を持参したらいいですか?
健康保険証、市町村から発行される医療証、現在服用されているお薬の内容が分かるもの(お薬手帳、処方箋など)、他院からの紹介状や検査結果などがございましたら、ご持参ください。
駐車場はありますか?
当院敷地内に、医院前に2台、医院横に10台分完備しています。お気軽にご利用ください。
保険は使えますか?
当院は、保険医療機関ですので、社会保険や国民健康保険など各種保険が使えます。ご来院の際は、健康保険証をお持ちください。診療の内容によっては、自費診療(保険外診療)となることがあります。
コンタクトレンズの処方箋は出してもらえますか?また、保険は適用されますか?
基本的に当院ではコンタクトレンズの処方箋は発行しておりません。ただし、当院でのコンタクトレンズ購入経験が数回あり、検診を2回以上受けられた方は処方箋発行しております。(頻回交換、使い捨てコンタクトに限る)コンタクトレンズの処方や定期検診は保険適用されます。

症状、治療について

最近、眩しく見えたり、物がぼやけて見えるのですがどうすれば良いですか?
視界がぼやける、白っぽくかすむ、いつもより眩しく感じるなどの症状は、目が疲れたときに起こりやすいですが、眼科疾患によって起っている可能性もあるため注意が必要です。放置してしまうと症状が悪化することもありますので、早めの受診をおすすめします。
暗い部屋にいると、光の粒のようなものが見えたり、フラッシュのような光が走って見えます。どうしてでしょうか?
暗い所で急に目を動かした時など、視野の一部に一瞬ぴかっと光が走るように感じることがあります。このような症状を「光視症」と言います。病的なものではないことが殆どですが、稀に網膜剥離の前駆症状として現れることがあるので、眼科で詳しい検査を受けて治療の必要がないか確認する必要があります。
黒目に白っぽい膜が張っています。
翼状片とよばれるものではないかと思います。
白目の結膜という薄い膜とよく似た白い膜が黒目に侵入してくる病気で、良性の病気ですが場合によっては視力低下の原因となり手術的に取らなければなりません。診察が必要です。
会社の検診で、眼圧が高いと言われました。大丈夫でしょうか?
緑内障の疑いがあります。緑内障は、初期において自覚症状がなく病気に気づかないことがほとんどで、自分でも知らないうちに症状が進んでしまうことがあります。そのため早期発見・早期治療が重要です。早めの受診をおすすめします。
コンタクトをしていますが、黒目に白い斑点ができて痛みがあります。
黒目の傷、細菌の感染の可能性があります。コンタクトレンズをしたまま寝てしまったときや古いレンズをしている時に起こりやすいです。すぐに治療を開始しなければいけません。コンタクトレンズをはずして、すぐに眼科を受診してください。
眼が痒くて、こすっていたら白目がブヨブヨに腫れていました。大丈夫でしょうか?
アレルギー性結膜炎によるものと思います。時間が経てば炎症が治まり、元に戻ることがほとんどですので心配はいりませんが、治療が必要な場合もありますので受診をおすすめします。
このごろ瞼がぴくついて、なかなか治りません。
目を酷使したりすると、まぶたや目のまわりがピクピクすることはよくあります。しかし、いつまでも治らなかったり、症状の範囲が広がったりする場合、眼瞼けいれんの疑いがありますので、その時は受診をしてください。
漂白剤が目に入った場合どうすればいいですか?
適切な処置をしないと失明するおそれがあります。目に入ったら、こすらずに、すぐに流水(水またはぬるま湯)で15分以上洗い流してから、ただちに眼科の診察を受けてください。
子どもが眼にボールが当たって見えづらいと言っていますが、受診した方がいいですか?
基本的に強く眼をぶつけた場合には早めに眼科を受診したほうがよいと思います。
外見上なんともなさそうに見えても瞳の周りが傷ついて眼の中に大量に出血したり、水晶体という組織がずれてしまったり、眼底に穴が開いたり、出血したりします。子供に限らず、眼をぶつけて痛むときや見えにくいとき、もしくはかなりまぶたが腫れたときなどは、早めに眼科受診をおすすめします。
4歳になる息子です。時々ですが眼の向く方向が違った方向へ向いてる気がします。眼科へ行くべきでしょうか?
斜視の疑いがあります。斜視は、発達段階にある子どもにとって視力の発達などに影響してしまう事があるため、早期に診断し必要な時期に治療が必要です。視力の発達する時期は決まっており、その時期を逃してしまうと“視力が十分に発達しない”、“物を立体的に見る力(立体視)を得ることが難しい”といったことになりかねません。日常生活で保護者の方が異変に気付いた時には、ぜひ眼科を受診してください。

手術について

白内障の手術は早いほうが良いのですか?
必ずしも早いほうがいいとは云えませんがあまり遅くなると、手術が難しくなったり、まれに緑内障の原因になったりして、術後の視力の改善が不良になるときがあります。眼科医とよく相談して決めるとよいと思います。
逆まつげが抜いても抜いても生えてきて眼球に当たるのですが手術は必要なのでしょうか?
逆まつげは、眼科的には「眼瞼内反症」と「睫毛(しょうもう)乱生症」に分けられます。
どちらも様々な原因によってまつげが眼球に向かって生えている状態のことをいいますが、「眼瞼内反症」はまつげ全体が眼球に向かっている状態で、「睫毛乱生症」は正常なまつげの中で眼球に向かって生えているまつげが何本かある状態をいいます。特に症状が出ない場合は経過観察とし、治療の必要はありません。症状がみられても軽度であれば、点眼薬のみで角膜の保護や結膜炎の治療を目指します。まぶたがひどく内側に入り込んでいたり角膜に傷がついていたりと、症状がひどい場合は手術が必要となります。今の状態を直接眼科医がみて、適切な治療を選択する事が必要です。
最近両眼ともに網膜裂孔でレーザー治療をうけました。でもいまでも黒い点がとんでいます。この症状はレーザー治療で治りますか?
網膜裂孔に対するレーザー治療は網膜にできてしまった裂孔が原因となって網膜剥離に進行しないように、裂孔の周囲をレーザーによって凝固させるために行います。多くの場合、レーザー後も黒い点が目の前に見えるはずです。(この症状を飛蚊症とよんでいます。)レーザーには直接黒い点を消す効果はありません。また現在のところ、飛蚊症を消してしまう治療法もありません。飛蚊症はやがてゆっくりとうすくなり、自然と消えてしまう場合も多いのであせらずに経過観察していきましょう。
白内障の手術は痛くありませんか?
点眼による麻酔をしますので殆どの患者様は痛みを訴えません。また術式や器具などの進化によって以前より格段に目への負担が少なくなり、安全性も高まっています。眼内レンズは交換やメンテナンスの必要はなく、その寿命は人間よりもはるかに長いと考えても問題ないと言われています。しかし、手術である以上は、安全性は100%とは言い切れません。術後のケアが大切です。手術を受ける方の疑問や不安を解消するため、手術前は納得いくまで丁寧な説明を心がけております。
眼の手術と言うとやはり怖い気がしますが、大丈夫でしょうか?
安全ですが、100%ではありません。術後の感染などに注意が必要です。まれですが眼内炎がおこったら早急に治療を開始しないと低下した視力が回復しないことがあります。手術中の清潔には万全を期しておりますが、術前、術後の目薬、飲み薬の指示をよく守ってください。また、まれですが出血、網膜剥離などがおこることがありますが術後の診察が大事です。いずれの合併症も早期発見し早期治療することで視力を回復したり維持できる可能性が大きくなるのです。
眼内レンズは何年ぐらい持つのでしょうか?
現在主流となって使われている材質が使用されはじめて、まだ長い年月が経っておりませんので正確にはわかりませんが、30年から40年はもつだろうといわれています。
手術後は仕事はいつから出来ますか?
仕事にもよりますが2~3日後からは十分可能です。翌日から可能なこともあります。医師と相談してください。
手術後に生活で特に気をつけることを教えてください。
感染に気をつけなければなりません。そのため術後は1~2ヶ月くらい目薬が必要です。プールや水泳も1ヶ月くらい控えたほうがよいでしょう。また目に強い衝撃が加わらないようにしなければなりません。